人身事故に伴う責任

日常的に自動車等を運転している場合、日頃から交通事故を起こさないように細心の注意を払って運転するのはもちろんのことですが、その中でも特に気をつけなければいけないのが人身事故だと言えるのではないでしょうか。


人身事故とは、自分が運転中に起こしてしまった事故によって、相手に通院の必要な怪我を負わせてしまったり、場合によっては死亡させるなどの被害が生じる事故のことを言います。
事故は起こしたものの、建物や車などの器物を破壊しただけで人の死傷がない物損事故や、カーブを曲がりそこねて路外に転落してしまったり、ガードレールにぶつかってしまった場合の自損事故は、事故の記録は残るものの、行政処分上は事故扱いにはなりません。


しかし人身事故を起こしてしまうとそういう訳には行きません。
起こしてしまった人身事故の内容にもよりますが、刑事処分(懲役や禁固刑、罰金刑など)、行政処分(累計点数に応じた免許停止や免許取り消しなど)、民事処分(被害者に対しての損害賠償など)の3つの義務を負うことになります。


しかしながら、人身事故を起こしたからと言って、必ずしも刑事処分が科せられるという訳ではありません。
例えば相手の怪我が比較的軽く、被害者から加害者の罪の軽減の申し立てがあった場合、刑事処分が科せられない場合もあります。
逆に暴走など悪質な行為だった場合や、相手を死亡させた場合などは、危険致死罪や業務上過失致死罪などが科せられる場合があります。

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